特徴7. 結論から先に述べる
特徴の7つ目は、結論から先に述べることです。日常生活の会話であれば、時系列順に話をしても問題はありません。しかし、ビジネスはスピード感が大事であり、時系列順では無駄な情報も伝えてしまいます。しかし、結論から話すことを意識することで相手に最重要事項が伝わり、記憶に残りやすくさせるということが可能です。時系列順で冗長に話していた方は意識して会話をおこなってみましょう。
特徴8. 自ら課題を発見し、解決や提案をおこなう
image by iStockphoto
特徴の8つ目は、自ら課題を発見し、解決や提案をおこなうことです。業務を行っている最中に「ここを自動化出来たらいいのになぁ」や「ここを変えればスムーズに進めるのになぁ」と思ったことはないでしょうか。そして、その考えを放置してしまってはいないでしょうか。
仕事ができる人は問題点を見過ごさずにしっかりと解決しようとします。もし、自分一人では解決できない場合は上司などに相談をするのです。このことは仕事量を増やしているので逆効果のように感じるかもしれません。しかし、解決した後には業務が効率化され、解決していない人とどんどん差を縮めていきます。童話『うさぎとかめ』が現実世界でも起こっているのです。
特徴9. 優先順位を明確にする
特徴の9つ目は、優先順位を明確にすることです。あなたは持っている仕事をどのような順番で行っているでしょうか。決まりなどは持っているでしょうか。
仕事が出来る人は自分なりの優先順位の決め方を持っています。優先順位を合理的に決めることによって作業がスムーズに行えるだけではなく、上司などから高い評価も受けられるのです。人によって決め方は異なりますが、締切日×重要度×人数…など掛け算でしっかりと数値を出している人が仕事で結果を出している印象があります。
どのような時に仕事ができると感じるのか。アンケート調査!
image by iStockphoto
ここまで仕事ができる人の特徴を解説しましたが、みんなはどのような時にこの人は仕事ができると思うのでしょうか。マイナビニュースの調査により、以下のような結果がでています。
1位:仕事・レスポンスが早い(102人)
2位:コミュニケーション能力が高い(101人)
3位:周囲への気遣いができる(98人)
4位:計画的に行動できる(79人)
5位:感情的にならない(34人)
6位:行動力がある(33人)
7位:決断力・判断力がある(27人)
8位:課題発見・解決能力がある(26人)
回答人数:500人
(参考:マイナビニュース,https://news.mynavi.jp/article/20211005-1994886/)
みなさんはこのような時に仕事ができると感じているそうです。本記事で解説したものと重なる部分が多くあり、やはりビジネススキルだけではなく、人に対する態度や仕事に対する姿勢なども含まれていますね。仕事の技術だけを磨けばよいということにならないと注意しておきましょう。