脱出方法6. 専門機関に相談する
image by iStockphoto
脱出方法の6つ目は、専門機関に相談することです。現在の日本ではニートの数が国としての問題になっており、国や各自治体が専門機関を設けています。国や自治体の運営であるので信頼度も高く、就職までの道のりがしっかりと用意されていることから比較的簡単に脱出できることが可能です。
各自治体によって相談の流れなどは異なりますが、一例として福岡県北九州市のニート相談HPを下記に掲載しておきます。こちらの方法を試したいと思った方は1つの例としてご覧ください。
ニート・ひきこもりに関する相談 | 北九州市 いのちとこころの情報サイト
最後に.ニートはそもそも悪いのか
image by iStockphoto
ニートが悪いかどうかということはかなり意見が分かれており、それぞれの意見に正しい部分があるものです。例えば、反対派の意見は以下のようになっています。
Q. ニートの何が悪いのか、論理的に教えて下さい。
法的に何らかの罰がないニートは国に悪い事として認めておられず、制度に乗っ取った個人の生き方である。
A. 働かない人が多くなると国が衰退するから。
国家は税金で成り立っており、税金を納めていないニートは国の衰退へとつながる。
(参考:YAHOO!JAPAN知恵袋,
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13206813828)
このような理由で反対している人もいます。しかし、逆の意見として「個人の生活スタイルは人それぞれ。働いている人が必ず偉いわけではない」というものや、「ニートも何らかの形でお金を手に入れ、消費活動をしている」といった意見も多いです。政治的な話としては、ニートに課税されていない国家システムでは何も問題なにのではないかという意見などもあります。
このようにニートに対する意見はかなり分かれており、結論は永遠にでないでしょう。なので、外からの意見などは関係なく、あなたがニートから脱出したいかどうかが大切です。人からの意見ではなく、自分の中でしっかりと気持ちを決めましょう。
ニートは必ず脱出できるもの。少しずつ対処していこう
本記事ではニートから脱出する方法6つを解説しました。ニートから抜け出すことはなによりも本人の頑張りが必要になってきます。初めから努力をしすぎないよう、自分なりのペースで進めていきましょう。また、どの方法が自分に合っているかは自覚が難しいのでできるだけ多くの方法を試してみてください。本記事がニートから抜け出す1つのきっかけになることができれば幸いです。