人生の悩み心や体

ついつい考えすぎてしまうのはなぜ?考え過ぎる性格6つの特徴と直し方をその性格に振り回された経験のある筆者が解説します

考えすぎる性格を+αでポジティブに直す方法6選

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先ほどご紹介した考えすぎてしまう人の特徴6選。考えることは生きていくうえでとても大切なことですが、自分自身を苦しめてしまう種になっているのは『すぎる』ことです。そんな考えすぎる性格を少しだけ軽くする方法を、特徴6選と照らし合わせながらお教えします!

その1. 意識的にポジティブな言葉を発してみる

これ、実はとても効果的です。言葉を発するだけで何が変わるの?とお思いになられるかと存じますが、頭で考えたことが連動して言葉に出るのと同じように、ポジティブな言葉を使うと自然と考えも落ち着いてきます。嘘みたいに極端なポジティブな言葉は必要ありません。「でも、こうしたら大丈夫かもしれないな」と、ほんのちょっとだけ最後に付け加えてみてください。

その2. 「自分が相手の立場だったら」に立ち戻ってみる

幼いころ悪いことをしたとき「相手の立場になって考えなさい」と叱られた経験ありますよね。これは大人になった今、応用できます。自分が考えすぎてしまう内容のことで相手の立場になってみてください。案外、自分だったらそんなに気にしないなと思うことがたくさんあると思います。

実は、相手の気になる所作や発言も、疲れていただけだった、あまり気にしないで発言していたなんて可能性が大きいです。その後の相手の様子をみて、大丈夫そうであったら一安心してください。

その3. 見た方がよいこと、見なくてもよいことの判別をする

考えすぎてしまう人というのは、良く言えば視野が他の人より広いです。ですから様々なことが気になって考えすぎてしまうのですが、すべてひとりで抱え込んでしまって辛い思いをするのはもったいないですよね。

すぐには難しく、全て損得勘定で動くことが正しいとはいえませんが、自分にとって必要な内容に値するかどうかを見極めてみてください。「これは私が必死に考えなくても大丈夫だな」と、取捨選択ができるようになります。そうすることで、自分自身のことも客観視できるようになり、自分と自分の大切な人のことを考える時間を有意義に使っていけるはずです。

その4. 小さなことでも大成功!

自己肯定感は周りにいくら褒めてもらってもそう簡単には上がりません。自己評価が大切だからです。過大評価してしまうと今後の行動に響いてしまいますので、周りを巻き込まず、自己解決できる内容のもので自分を褒めてあげてください。例えば、夕食を上手に作れた時に「私って天才だな!」と。小さなことでも大成功です!

その5. 気分転換をして凝り固まった頭をほぐす

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様々なことに共通していえることなのですが、気分転換というのは本当に大切です。特に自分自身を見つめなおせるリラックスした空間での気分転換をオススメします。周りのことを見すぎて自分のことを疎かにしてしまう人が、この気質の人には多いです。

他人に優しく、自分にも優しくできる環境づくりというのは正直理想論ですよね。ですので、この場合もうきっぱりとメリハリをつけてしまいましょう!今日は他の人のことは考えずに自然の見える場所でのんびりする。そうしていくうちにスイッチの切り替えが上手にできる気質に変わっていけるはずです。

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