四柱推命でみる戌亥天中殺はどんな特徴がある?スピリチュアリストの筆者が解説 – Mistory[ミストリー]
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四柱推命でみる戌亥天中殺はどんな特徴がある?スピリチュアリストの筆者が解説

人生はとても長いもの。良いこともあれば悪いこともあって当然です。人生の流れの中には「天中殺」という人生の中で苦しい時期があることをご存じですか。メディアでも天中殺などの占いが注目されていましたが、「戌亥の天中殺」はどういった意味があるのか気になる方も多いのでは?この天中殺に当たる人はどんな特徴があるのか、今回は四柱推命の観点からスピリチュアリストの筆者が解説します。

天中殺とは

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天中殺とはどんな意味があるのでしょうか?わかりやすくいうと「天が全く味方になってくれない時期」、あるいは「天から見放された時期」という意味があります。つまり天中殺の時期に入ると、どんなことをしても運気が停滞している状態から抜け出すことができない、いわば試練の時でもあるのです。

1.12年に1度訪れる運に見放された時期

ここで気になるのは、天中殺がどんなタイミングでやってくるのかということ。具体的には12年に1度訪れ、スピリチュアルの世界では12年という期間の中で1度に2年間、1年(12ヶ月)の間に2ヶ月、または12日間の中で2日間という日月で時間や空間のねじれ現象が起こってしまうとされています。ということは、天中殺は誰にでも訪れる時期でもあるのです。

また、天中殺では「12」「2」がキーワードになりますが、四柱推命では「十二支」「十干」を組み合わせながら占っていくことになります。その中で「12」「10」では必ず2つ組み合わせられないものが出てきますが、それがまさ天中殺となるわけです。

2.この時期は何をしても上手くいかない

先ほども言ったように天中殺は、天から見放された時期になります。そのためこの時期に入ると、何をしても物事が上手く進みません。天のサポートが全くない時期なので、何をしても思ったように行かないと受け入れるしかありません。しかも、周囲からの理解や協力、あるいは評価も得にくい状態でトラブルに見舞われることが多くなっていく可能性も。このようなときは流れに抵抗せず嵐が通り過ぎるまで、耐えて待つことが大切です。

無理に状況を変えようとすると、むしろ状況が悪化してしまう可能性もあるので、天中殺は「休息期間」として受け止めたほうがいいかもしれないですね。

3.四柱推命で天中殺が見えてくる

四柱推命という占いで天中殺がどんなものかが見えてきます。四柱推命は、中国で発生した占いで占う人の生まれた年月日時をベースにして、その人の運命を見るもの。十干十二支の八字を四柱の柱に配置して「命式」というものを作り占っていくのですが、四柱推命では、天中殺は「空亡」と呼ばれ、四柱推命の天中殺は、日柱の「干支」の「十二支」がない状態。そのため天中殺を詳しく見ていくと、その人の特徴や性格・相性・運気などが見えてくると言われています。

戌亥は天中殺のひとつ

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天中殺には6つの種類がありますが、そのひとつが「戌亥」であり、それ以外に「子丑」「寅卯」「辰巳」「午未」「申酉」があります。それぞれが2年間ずつ天中殺を迎えるわけですが、十二支の「戌」と「亥」が欠けている天中殺のグループで、「戌亥」にどんな要素があるのかを知るとその人の傾向が見えてくるんだとか。逆に言うと、対極側にある十二支の要素にフォーカスすれば、その人にとって恵まれている要素や強まっているものが見えてくると言ってもいいかもしれません。

戌亥天中殺の特徴

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ここから戌亥天中殺の特徴について見ていきましょう。

1.性格:慎重なタイプ

戌亥天中殺に当たる人は慎重な性格をしています。非常に繊細で何事も慎重に物事を進めていくタイプなので、精神的には落ち着いており年齢の割に考え方が大人びているように見られることも。独特の考え方を持っているため、少しミステリアスな印象がある人もいるんだとか。カリスマ的な傾向も強いことから新しい流れを作っていく強さを持ち合わせている一方で、積極的に行動することが若干苦手なために、葛藤が多いの特徴とされています。

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