- 辰巳天中殺とは?
- 十干と十二支の組み合わせは1周では終わらない
- 辰巳天中殺の時期はどのように過ごせばいい?
- 1.人間関係でトラブルが起こりやすい
- 2.人生の大きなイベントを避けるべき
- 辰巳天中殺の性格
- 1.常識に捉われない自由な性格
- 2.抜群の行動力
- 3.自信家
- 4.変わり者
- 5.好奇心旺盛
- 6.博愛主義
- 7.しっかりした考え方を持っている
- 辰巳天中殺の相性
- 1.子丑との相性:心強い味方
- 2.寅卯との相性:アドバイスしてくれる存在
- 3.辰巳同士の相性:揉めることが多い
- 4.午未との相性:小姑的な存在
- 5.申酉との相性:長く付き合える相手
- 6.戌亥との相性:運気を左右させる存在
- 辰巳天中殺の人は型にハマらない自由奔放なタイプ
この記事の目次
辰巳天中殺とは?
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以前、メディアでも「天中殺」という言葉が注目され特集を組まれたこともありました。これは占術において運気が不安定な状態で、時間と空間が不自然な時期です。四柱推命は2000年以上も前に古代中国で生まれた占星術で、必ず出てくる「六十干支」から天中殺が生まれると考えられています。六十干支は10種類の十干に12種類ある十二支を1つずつ当てて作るものですが、12個ある十二支は2つ余剰する状態。この余った2つを、天からの支援である干のない時期として心身の状態が低迷する「天中殺」と見ているのです。
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十干と十二支の組み合わせは1周では終わらない
十干と十二支の組み合わせは1周では終わることはありません。十干が持つ「木」「火」「土」「金」「水」と全ての十二支が兼ね備えられるよう6周分組み合わさることになります。その結果、天中殺が6通り生まれることになるのです。「辰巳が余る」ということは「辰巳天中殺」で10個の六十干支が生まれ、それは「甲午」「乙未」「丙申」「丁酉」「戊戌」「己亥」「庚子」「辛丑」「壬寅」「癸卯」となり、「辰巳天中殺」は12年間で、2年続けて出ます。
十干と十二支を組み合わせていくと、十二支が2つ余りますが、この余り分を四柱推命では「空滅」、算命学では「天中殺」と呼んでおり、まさに「天からの支援が受けられずに、気力・体力ともに最も下降する時期」なのです。
辰巳天中殺の時期はどのように過ごせばいい?
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天中殺は、天からのサポートが受けられないため心身ともに運気が低迷する時期なのですが、この時期は、どのように過ごせばいいのでしょうか?
1.人間関係でトラブルが起こりやすい
辰巳天中殺の時期は、非常に運気が下降しています。そのため、人間関係でトラブルも起こりやすく、注意が必要です。また、新しいことに挑戦してもまくいかず、挫折する可能性もあります。特に職場の上司や先輩など目上の人との間でトラブルが発生したり、ルールから外れて問題を起こしやすくなるのです。しかも、普段と変わらない行動を取っていても、周囲からのサポートや理解が得られないため、さらに問題が拡大してしまう恐れもあるかもしれません。辰巳天中殺の時期は周りに対する感謝の念を忘れずに、地道に努力し続けることが大切だと言います。
2.人生の大きなイベントを避けるべき
辰巳天中殺の時期は、人生の大きなイベントを避けることも忘れてはいけません。具体的には「結婚」「転職」「マイホーム購入」「引っ越し」などです。このほかにも、マイカーや高額な家電、あるいは宝石などの買い物も避けたほうがいいでしょう。天中殺に入っている間は、判断力や直観力が大幅にダウンしているので、怪しい勧誘などにも引っかかりやすい状態です。変な儲け話にも惑わされないよう注意しましょう。
1.常識に捉われない自由な性格
辰巳天中殺の人は、常識に捉われない自由奔放な性格をしています。周囲の視線を気にせず、社会の一般的な常識も気にしない、自分の考えや気持ちに素直に行動できる人です。そのため、思い込んだらためらうことなく一直線に突き進むことができます。